株式会社中共開発

​物質的な豊かさを追求してきた結果による大量生産、大量消費、大量廃棄といった経済社会システムが問い直されようとしています。

廃棄物の増大に伴い処理、処分体制が確立できず、最終処分場の確保も後数年と予測されるなど、従来型の社会システムを見直さざるを得ない時期にたち至っています。

限りある資源を効率良く利用し、持続ある成長を続けるためには、排出された廃棄物を単に処理する社会から、廃棄物の発生を極力抑え、発生した廃棄物は環境に負荷を与えないように再利用や再資源化する"資源循環型社会"への移行を速やかに目指す必要があります。

ＣＯＰ３で各国の温暖化ガス削減目標が設定され、地球温暖化防止への取組みが地球規模で本格化し、社会全体でこうした問題にどのように対処するかが求められています。

資源の有限性に加え、自然の浄化能力の有限性が強く認識され、廃棄物処理問題はこの両者に深く関係したきわめて身近な社会問題となっています。

資源循環型社会は、生態系への影響を減少しつつ、国民の精神的・物質的にも豊かで安全なくらしを送りたいというニーズにも応え、かつ生活の質を向上できるような製品とサービスが提供される社会です。

また「環境」と「ビジネス」を融合させるための諸政策により、健全な廃棄物から資源への転換に携わる産業市場が育成され、新しい産業が生まれる社会です。

こうした社会での環境政策は産業政策や、労働市場の創出といった雇用政策の側面も合わせもち、持続的発展が可能となります。

あるべき姿の資源循環型社会では、どんな廃棄物でも人間の知恵や技術により資源に変換されることから"廃棄物"という観念が存在しません。

また、技術が開発されるまでの保管場所となるセキュリティーとしての最終処分場以外、原則として「埋立」といった最終処分は存在しないと考えられています。

中共開発は、徹底的な分別を行い再資源化を進めることで循環型社会の実現をサポートしています。

廃棄物のことなら安心して中共開発におまかせください。